釧網線の続き(´・ω・`)

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今回は、釧路駅から旅を始めるぬ(´・ω・`)
根室本線の釧路~根室駅間、通称・花咲線の旅だぬ
列車に乗る前に、まだ時間があるので駅前を寄り道する

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釧路で超有名な観光海鮮市場・和商市場(´・ω・`)
釧路には5,6回は泊まったり、行ったりしてるが
実は、この和商市場、初めての訪問だぬ。ちと覗いてみよう

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カニを眺める(´・ω・`)
なにがにだっけ(;・∀・)

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この赤いのは花咲ガニかな(´・ω・`)
きれいな赤色してるな。左の方は毛ガニか
花咲ガニて、旬が8月9月だけだと思ってたが
本日10月21日にも売られてるんだな

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花咲ガニ眺めてたら、なにやらテレビの撮影が来たので、その場を離れる
カメラにはNBCとあるが、NBCて、NBC長崎放送?
おや、右に黄色の勝手丼ぶりの看板があるな
勝手丼て、テレビでよく紹介される有名な奴だ
見てみよう(´・ω・`)

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観光客の長い列ができていて、ちょっと覗かせてもらう
なるほど、右のご飯の丼ぶりに、ケース内にある色んなネタを
思い思いに買って自分で乗っけるシステムか(´・ω・`)
値段は、どんな感じだろう
イクラ、弁当小分けカップの量だけで300円なのか。
最近のイクラは高すぎて手が出ない高級品になったなあ
あ、花咲ガニもある。同じような量で200円か
へー、花咲ガニのほうが安いんだな

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店の向かいに、テーブルがあって、食べるんだな
なるほど、なるほど(´・ω・`)
日曜日だけに、観光客多くて賑わってるな
さて、釧路駅に戻ろう

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釧路駅の改札(´・ω・`)
11時12分発の快速ノサップ根室行にのるぬ

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キハ54気動車の、快速ノサップ根室行(´・ω・`)
1986年に製造された国鉄時代最後の普通車両
釧網本線や宗谷本線、留萌本線でも乗った
北海道定番のローカル車両だねえ
もう30年経過し、くたびれた車両だが、
赤字線に新規車両を投入する余裕はないので
どうにか、やりくりして運用している感じだぬ

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車窓を眺める(´・ω・`)
白樺の原野が広がる

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海が見えてきた(´・ω・`)
太平洋を望む厚岸湾だな

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港町な風景になる(´・ω・`)
席を立って運転席近くに行ったのは、
景色を眺めるためではなく、ちょい別の理由があるぬ

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11時59分厚岸駅停車、停車時間1分
駅名看板とキハ54を入れて、さっと撮影し
弁当屋のお姉さんから、予約してた駅弁を受け取って
列車に戻る(´・ω・`)あー、忙し

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厚岸駅の名物駅弁・元祖氏家かきめし弁当 1,080円
釧路駅にいるときに、予約電話しておいたぬ
予約電話しておくと、列車の窓か、ホーム上で受け取れる

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大粒の牡蠣が4個に、ツブ貝とアサリ、蕗の薹と椎茸が乗ってる
ご飯は、牡蠣の煮汁とひじきで炊き込んであり、
実に、厚岸の豊饒な海の幸、磯の香たっぷりの味で(゚∀゚)ウマウマ

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満腹になったところで、車窓を、ぼんやり眺める(´・ω・`)

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12時41分、厚床駅で途中下車(´・ω・`)

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厚床駅の駅舎(´・ω・`)
無人駅である。駅自体は1919年と古いが
駅舎は、1989年に建て直ししたらしく、比較的新しい

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標津線と接続されていたことを示す記念看板
以前は、野付半島近くの根室標津駅までのローカル線が、
別海、中標津を経由し、この厚床駅から延びていた(´・ω・`)
が、民営化3年後の1989年に廃止されてしまった

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駅を出て、ちょっと歩くと、国道44号に出られる(´・ω・`)
国道沿いにはセブンイレブンがある
根室方面へと歩く(´・ω・`)

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国道沿いに見かけた廃墟(´・ω・`)

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今度は、セイコーマートを見かける(´・ω・`)
路線バスがあるようだが、一日4本しかない
セイコーマートで右に曲がり、道道を歩く

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道道の初田牛厚床線(´・ω・`)
今日は、天気もよく散歩しやすい

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道道沿いには、線路が見える(´・ω・`)

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厚床~初田牛間の花咲線の線路(´・ω・`)

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広大な大地と大空が広がる(´・ω・`)
とことこ歩く

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放牧された牧場の牛を見かける(´・ω・`)
白と黒のぶちの牛

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こっちは、茶色の牛(´・ω・`)

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スノーシェード(´・ω・`)
雪国らしい道路設備であるぬ

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スノーシェードを歩く(´・ω・`)
妙な空気感だな

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出口をすぐ、右に曲がる(´・ω・`)

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未舗装の道を歩く(´・ω・`)

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14時50分、厚床駅の隣り駅、初田牛駅に到着(´・ω・`)
8キロ2時間の、のんびりお散歩であった

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駅前の風景(´・ω・`)
さっき歩いてきた道であるが、林である

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ホームから、駅名看板と駅舎を撮影(´・ω・`)
秘境駅ランキング全国9位根室花咲線1位の秘境駅であるぬ
駅自体は1920年営業開始と古いが、
今の駅舎は、1977年に改築されたもので、プレハブ風

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ホームから見た風景(´・ω・`)
遠くに道路が見えるが、何もない

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駅舎内は、プラスチックチェアの待合室のみである(´・ω・`)

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時刻表(´・ω・`)
上り4本、下り4本しかなく
さっき厚床駅まで乗ってきた快速ノサップは通過してしまう駅である
15時16分の根室行に乗るぬ。あと20分

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駅ノートを読んでみる(´・ω・`)
初田牛駅は、今年2019年3月16日に廃止が決まっているぬ
一日の利用者が平均0.2人では仕方ないところか

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15時16分、定刻で普通列車が来たぬ(´・ω・`)

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キハ40で、さっきのキハ54とは違う型式だぬ(´・ω・`)
1749とあるので、1700番台車
1977年に製作されたキハ40寒冷地仕様100番台車
の延命措置バージョンである。もう51年間使用されており、
国鉄時代の一番古い車両の一つであろう
釧路⇔根室のサボが付いている
ぽっぽや改造のベース車と同じ型式でもある

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車両は空いていた(´・ω・`)
ボックスを占領する

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ぼーっと車窓を眺める(´・ω・`)

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別当賀駅(´・ω・`)
宗谷本線で多く見かけた貨車駅舎

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海が見えてきた(´・ω・`)
左に見えるのは岬で落石岬

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落石漁港が見える(´・ω・`)

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最東端の東根室駅(´・ω・`)
住宅が多いので、最東端という風情はあまり感じない

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15時59分、終着駅の根室駅到着(´・ω・`)

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けっこう利用者が多い(´・ω・`)

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根室駅の駅舎(´・ω・`)
駅自体は古く大正10年からあるが
この駅舎は、1959年に改築された建物であるぬ
とはいえ、もう50年以上たってるので、くたびれた感じだぬ

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駅から徒歩12分の旅館へ(´・ω・`)
お宿エクハシ、朝食付4,500円、ふっこう割クーポン3千円引使用

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和室だぬ(´・ω・`)
とりあえず、のんびりする。飯の前に風呂に入っておくか

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お散歩で汗かいていたんで、風呂に入ったぬ(´・ω・`)
さっぱりしたぬ

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夕飯にするぬ(´・ω・`)
喫茶どりあん

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テーブルに案内される(´・ω・`)
客はもれ一人だけだった

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色々メニューあるようだが、頼むものは決まっている(´・ω・`)

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若い女の子の店員さんを呼んで、
エスカロップ下さい(´・ω・`)
昭和風の純喫茶で、落ち着く懐かしい感じの店内であるぬ
左の積んである薪は暖炉用かな

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待ってる間、根室の名物グルメ、エスカロップの歴史を眺める(´・ω・`)
昭和32年モンブラン→ニューモンブラン→どりあん
という流れで広まったらしい
元祖のモンブランは閉店して無いらしいが
二番目のニューモンブランという店は、以前食べたことがある
ここの、どりあんは、そのニューモンブランの暖簾分けらしいな

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エスカロップが来たぬ(・∀・)
ボリュームのあるポークカツにドミグラスソースがかけられており
バターライスのピラフ上に豪快にのせてある
ポークカツは衣サクサクで豚肉がジューシーでうまし、
ドミグラスソースが食を進ませる、バターライスもどぎついことはなく
洋風チャーハンと言った感じのパラパラとした味わいである、実に(゚∀゚)ウマウマ
お腹いっぱいになったぬ
870円

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満腹ではあるが、やはり東の最果ての居酒屋で、
日本酒をちびちび呑みたい(´・ω・`)
日曜で閑散期のせいなのか、ほとんどの居酒屋は閉まっており
開いていたここも、この店に集中したのか、満席だという

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旅館に戻るか(´・ω・`)

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戻る途中、回転寿司花まるを見かける(´・ω・`)
根室花まるは、札幌や東京にもあるが、ここが本店だったな
ここで呑むか

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カウンター席に案内される
回転ずしと言っても、回転ベルトは使われていない
酒は、地酒・北の勝にしようヽ(´ー`)ノください
あと、一本穴子ください

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言わずと知れた、根室の地酒 北の勝
根室のほとんどの居酒屋は、これしか置いてない
重厚な辛口で(゚∀゚)ウマウマ
客席は、自分が座って満席になり、客層はほとんど観光客のようだ
人種は日本人6中国人3欧米1と言ったところか

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一本穴子(・∀・)
大きな穴子だな
寿司というより、もはや肴だな(;・∀・)
ちびちびつまんで、ちびちび呑むぬ

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穴子無くなったんで、何を食うか(´・ω・`)
根室らしいのがいいが、さすがに花咲ガニは無いようだ
おや、右に殻付きふんどし、というのがあるな
網走の回転寿司かに源で、カニのふんどしの握りを食べたが
あれは殻付きではなかった、どんな感じなものなのか頼んでみよう
殻付きふんどしヽ(´ー`)ノ下さい

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これが、殻付きのふんどしか、別名さんかくとも呼ばれるが
確かに三角形してる。これがカニの下腹部分なんだな
しかし、これどうやって食うんだ?

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板前に聞いて了解した(´・ω・`)
ひっくり返すと、殻が袋状になってることがわかる
この殻の中に身がぎっしり詰まってるので、箸で取り出せばいいらしい

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苦労して、中の身を全部取り出した(´・ω・`)
けっこう量あるなあ、これで酒がすすむぬ
このふんどし部分て、普通のカニ足の身より味が濃い感じだな
うまうまだぬ(・∀・)

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酒ももうちょっとしかなく、ラストオーダー言われたんで〆は
握りを食うか。旬のさんまの握りにするかなヽ(´ー`)ノください

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さんまの握り(゚∀゚)ウマウマ
御馳走さまでした
1,900円
もう、9時40分、自分が一番最後に会計した客ですた

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旅館にもどって、くつろぐ、いつのまに寝落ち (つ∀-)オヤスミー

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朝食(・∀・)
これは豪華だな、おっイクラがある
昨日の釧路の勝手丼の300円のイクラは、このくらいの量だったな

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8時前にチェックアウトして、根室駅へ(´・ω・`)
駅には蕎麦屋はあるようだが、早朝からやってないらしい

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8時22分釧路行きに乗るぬ(´・ω・`)

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有人駅としては最東端であることを示す看板がある(´・ω・`)
最東端の車止めが見える

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ワンマンカーに乗るぬ(´・ω・`)

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国鉄キハ54気動車(´・ω・`)
昨日、釧路駅で乗った車両だぬ
サボは、なぜか、網走行き
ん?どういうこと?
この車両、釧路からは網走行に変わるてことかな
釧網本線も、たしかキハ54だからおかしくはないが

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最東端東根室駅(´・ω・`)
観光客向けサービスか、一分ほど停車していた
駅名看板で、にしわだ、貼り直した感じになってるが
これは、東根室駅の隣駅だった花咲駅が廃止になったために
さらに隣の西和田駅に修正したようだ
花咲駅が無いのに、花咲線というのも、なんだかなあ

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その西和田駅は、貨車駅舎であった(´・ω・`)

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海が見えてきた(´・ω・`)

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なぜか、ルパンの浜中駅(´・ω・`)
モンキーパンチの出身が浜中町だかららしい

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原野をすすむ(´・ω・`)
雲がだんだんと取れてきたな

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湿地帯というか、湿原に変わってきた(´・ω・`)

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川を渡る(´・ω・`)
奥にも川が見える

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この川はチライカリベツ川というらしい(´・ω・`)
チライカリベツとは、イトウが住む川という意味らしいので
イトウがたくさん釣れるのかな

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別寒辺牛湿原(´・ω・`)
白鳥とか野鳥がたくさん見える


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チライカリベツ川の河口が見えてきた(´・ω・`)

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厚岸湾(´・ω・`)

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厚岸駅(´・ω・`)
昨日の駅弁屋のお姉さん
どうやら車内に、名物かきめし弁当を頼んだ人がいるようだな

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貨物駅舎の尾幌駅(´・ω・`)
子供受けしそうなイラストが描かれている

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10時45分、釧路駅到着(´・ω・`)
これで、根室花咲線の旅は終わりだぬ

(続く)