去年12月に就航したばかりのLCCジェットスターの新路線
成田⇔宮崎は、まだ乗ったことが無かったので
乗ってみることにしたぬ(´・ω・`)

DSC02766
5月28日月曜日、12時の便だぬ
往復7千円で予約していた(´・ω・`)

ただし、今回、寝袋を持ってきたんで
制限7㌔をオーバーしてしまい、寝袋を入れたキャリーバックが
預入荷物扱い、往復合わせて+5600円余計に出費(´・ω・`)ショボーン

DSC02768
通路側の席に腰掛ける(´・ω・`)
月曜だからか、意外と空席が目立つ

DSC02770
14時10分、宮崎空港に到着(´・ω・`)
2時間ちょいの旅であった
天気は、あいにく雨。宮崎と鹿児島は、今日、梅雨入りしたらしい

DSC02771
キャリーバッグを受け取る(´・ω・`)
運良く、最初に出てきた

DSC02772
宮崎空港ターミナルを出て、レンタカー営業所へ向かう(´・ω・`)
JR九州の宮崎空港線が見える。左が列車で、右奥が宮崎空港駅
宮崎空港は、地方の空港には珍しく、鉄道が乗り入れていて
宮崎駅まで、11分、350円
宮崎空港線の存在が実に不思議であったが、
宮崎の延岡市に、旭化成創業の地・延岡工場があり、
社員や関連会社の人が出張帰省しやすい利便性のために
JR九州を支援して、1996年に延長建設されたものらしい
それまでは、旭化成が自前で、延岡工場⇔宮崎空港間の
ヘリ路線を運営していたが、大事故を起こして辞めたようだぬ
現在は、延岡~宮崎空港間に高速道路が完成しており
旭化成がスポンサーを辞めてしまうようなことがあると
宮崎空港線は廃止対象路線になるような気がするぬ

DSC02773
宮崎空港の玄関口(´・ω・`)
宮崎ブーゲンビリア空港の石標
ブーゲンビリアとは、石標の裏に咲いてる南国の赤い花のことらしい
すぐ近くに、レンタカー営業所があるぬ

DSC02838
レンタカーを金曜までの五日間、借りたぬ(´・ω・`)
2万円
フレアとかいうマツダの軽ワゴンであった

DSC02776
14時半、ドライブ開始(´・ω・`)
国道269号で都城方面へ
雨が降ってるぬ

DSC02779
都城から国道10号で鹿児島方面へ(´・ω・`)
鹿児島まで、あと70㌔だぬ

DSC02784
17時半、3時間のドライブで
錦江湾と桜島が見えてきた(´・ω・`)
曇っててわかりにくいが、目の前に桜島のシルエットが確認できる

DSC02791
城山公園近くのコインパーキングに車を停める(´・ω・`)
24時間で600円だが、実時間では500円

DSC02849
シートをフラットにし、寝袋を敷いておく(´・ω・`)

DSC02786
徒歩7分ほどで、天文館の繁華街(´・ω・`)
永田シロアリが目印

DSC02787
居酒屋・味のさつき(´・ω・`)
太田和彦の全国100名居酒屋の一つで、
100名居酒屋巡りは、これで21軒目

IMG_20180528_192358
カウンター席に腰掛ける(´・ω・`)
もう19時であったが、客は自分ひとりだけであった
焼酎は三岳が並んでおり、ここのお勧めらしい
三岳をロックでヽ(´ー`)ノください

IMG_20180528_190751
ロック三岳だぬ(・∀・)
屋久島にある三岳酒造の焼酎
ウィスキーのジョッキは、和らぎ水

IMG_20180528_190855
突き出しは、ツワブキと、ところてん
ツワブキはフキの一種で、味はフキと似ている
ただ、煮つけたとき、フキはストローのような中空ができるが
ツワブキだとできない
と、女将さんが教えてくれた
ところてんは、指宿の名産らしい。普通のところてんに比べ
腰があるぬ(゚∀゚)ウマウマ

IMG_20180528_200147
女将さんのおすすめは、刺し盛ということなので
刺し盛りをお願いしたぬ(´・ω・`)
店は女将さん一人で切盛りしてて、魚を捌き始めたぬ

IMG_20180528_193414
お任せの刺し盛りが来たぬ(・∀・)
左から、指宿のハガツオ、錦江湾の鯛とスジアラの炙り
錦江湾のタコ、銀色の光物が、キビナゴ
ウニは阿久根のウニ
(゚∀゚)ウマウマ

IMG_20180528_200159
8時くらいになって、ようやく客が入り、
60代の夫婦、しばらくして、若い女性の一人客
どちらも東京からで、夫婦のほうは、太田和彦のファンらしい
都内の居酒屋で太田和彦に直に会ったこともあるという
隣に座った若い女の子は、24歳
東京の大学の学生で、教育学部の修士2年、専門は地理
店には大学の先生から薦められて来たらしい
マスター2年だと就職活動の時期じゃないかなと話をむけると
東京に戻ったらすぐに始めなくてはいけないですが
その前の気晴らしの旅です、という話であった
ま、若い子は大変なんだなと思った

IMG_20180528_210115
刺し盛なくなったので、つけあげを注文
そのあと、女子大生が頼んでいた
腹皮塩焼きが旨そうだったんで、自分も注文した(´・ω・`)

IMG_20180528_202626
つけあげが来たぬ(・∀・)
いわゆる、さつま揚げであるが、
トビウオのすり身100%の揚げたてというのが美味しい

IMG_20180528_211255
夫婦と太田和彦について話してて、言われて気づいた
100銘杯の箱が左にあった(´・ω・`)
夫婦の話だと、宇都宮の100名居酒屋で、
杯が大震災の地震で落ちて割れてしまったという話
こちらは、岩手の一関が、やはり大震災で割れ
滋賀の長浜が、客に盗まれたという話で返したら盛り上がったぬ

IMG_20180528_212758
カツオの腹皮塩焼きがきたぬ(・∀・)
文字通り、カツオの腹皮を塩焼きしたものであるが
脂がよく乗ってて実にうまかった
カツオといえば土佐であるが、土佐では見ていない料理だぬ

お腹がいっぱいになったんで、これで〆たぬ
4600円

DSC02788
 (つ∀-)オヤスミー 

DSC02793
朝5時半、散歩を始めたぬ(´・ω・`)
まずは、島津斉彬を祀った照国神社の大鳥居をくぐる
お参りの前に、西郷隆盛像を見に行く

DSC02795
国道10号ぞいで、中央公園向かいにある西郷隆盛銅像(´・ω・`)
城山をバックに庭園の緑の中で一段高く見上げるような所にある

DSC02797
近くから撮影(´・ω・`)
犬を連れて浴衣姿で散歩中という飄々とした
親しみやすい東京上野の隆盛像とは違い
直立不動で堂々としており威厳に満ちた陸軍大将の軍服姿で
妻糸子が期待していた隆盛像に最も近いと言われている
大きさも、上野は、4m弱に対し、鹿児島は、8mと巨大である

DSC02798
隆盛銅像から照国神社へ行く途中で見かけた銅像
池を模した整った庭園の中にある
西郷とはそりが合わず対立が多かった島津久光の像だぬ(´・ω・`)

DSC02801
照国神社入口(´・ω・`)
城山の麓にある

DSC02802
お清めするぬ(´・ω・`)


DSC02803
神門と、その奥に拝殿(´・ω・`)
島津家ゆかりの神社らしく
神門には、丸に十の字の島津の家紋の幕が張られている
お参りしたぬ


DSC02806
神社本殿の脇にある、島津斉彬像(´・ω・`)
島津斉彬は、薩摩藩を近代化し、明治維新の礎を築いた業績を残す
西郷隆盛が最も尊敬していた人物としても知られる
大河ドラマでは、渡辺謙が演じていたぬ
左に見える社が本殿。照国神社は、島津斉彬を祭神としている
神社の上に見える近代の建物は、城山観光ホテル

DSC02807
照国神社の裏手から城山を登るぬ(´・ω・`)

DSC02808
傾斜が急な階段が続き、意外にきつい(´・ω・`)

DSC02810
13分で、城山公園展望台に到着(´・ω・`)
桜島の有名なヴューポイントなんだが
曇っていて残念な景色だぬ

DSC02812
今度は城山を降りる(´・ω・`)
途中、ドン広場という子供公園を通ったが
西南戦争での西郷軍の本営跡だったらしい


DSC02813
西郷洞窟への道を農夫姿の婆さんに聞いたら
この車道を降りて、お地蔵様があり、その先にあるという
行ってみる(´・ω・`)

DSC02814
あ、お地蔵様て、これのことか
この先だな(´・ω・`)

DSC02815
西郷の洞窟て、これかな(´・ω・`)
ここにも銅像があるんだな

DSC02816
銅像の左下の横穴が、西南戦争で西郷隆盛が自決したところかな

DSC02817
自由にお入りくださいとあるので入ってみる
つきあたり右を進む(´・ω・`)

DSC02818
すぐ、出口が見えた(´・ω・`)
U字型のトンネルなんだな
展示物は、西南戦争関連のものであったが
暗くてよく見えなかった
しかし、本当に西郷はここで戦死したのだろうか
どうも、違和感を感じる

DSC02820
さっき見た洞窟と隆盛像の左は、屋久杉工芸品のお土産物屋で
西郷洞窟前の停留所があった

DSC02821
停留所の写真を見ると、二つの穴の前に柵があり
西郷隆盛洞窟と表題された写真があった(´・ω・`)
あれ(´・ω`・)エッ?、さっき見た洞窟、柵なんて無かったな

DSC02824
史跡 西郷隆盛洞窟(´・ω・`)
なんだ、こっちが本物か
さっきのは、パッチもんかよ(;・∀・)

DSC02823
柵があるんで、入れない西郷隆盛洞窟(´・ω・`)
銃弾をうけて動けなくなった隆盛はここで介錯を受けて自決し
終焉の地となったらしい。西郷隆盛終焉の地碑は、この向かいにある
5日間籠ったという割にはけっこう狭く浅い穴だが
奥を埋めてあるのかも

DSC02825
城山を降りると、史跡鶴丸城跡(´・ω・`)
堀に沿って歩く

DSC02831
城壁があったぬ(´・ω・`)
堀は浅く、びっしりとハスの葉が生えている
7月には蓮の花が一面に咲くらしい
よく見てなかったが、石垣には、ところどころ
西南戦争で付いた弾痕の跡が見られるらしい

DSC02834
ここにも史跡鶴丸城跡(´・ω・`)
堀にかかる石橋が見える
鶴丸城は古くからの通称で、正式には鹿児島城と呼ぶ
薩摩藩77万石の中心となる城である
島津家は、1600年の関ケ原の戦いで石田三成の西軍方につき敗北し
1601年に島津家久が徳川幕府に対する防衛の一つとして築城した
内堀のみの堀と城壁、低階層の屋形、櫓のみで
天守は無かったらしい。したがって、防御力が弱く
背後にそびえる城山を籠城の砦として機能させる必要があった
軍略に優れた猛将の島津義弘は、この弱点ばかりの
鹿児島城の築城には反対していたらしい
しかし、島津家は戦うことなく徳川幕府に本領安堵されたため
維新後の西郷隆盛による西南戦争まで実戦に使われることは無かった
が、西南戦争では、城は簡単に陥落、西郷は城山に籠ることになり
名将・島津義弘の見立て通りになってしまった

DSC02832
石橋を渡ると、いわゆる大手門、本丸への入口となる(´・ω・`)
この石橋は、現存遺構のひとつ
大手門には御楼門と呼ばれていた櫓が建っていた
左に見える大きな建物が、本丸跡に建てられた歴史資料センター黎明館
あっさりと、本丸へ突破可能で、防御力がほとんどない城と分かる

DSC02835
具体化されているのかは不明だが
御楼門を復元する計画があるらしい
復元イメージ図が載っている看板があった
忠実に復元してほしいものだぬ(´・ω・`)

DSC02836
城跡には、黎明館の他に、県立図書館、市立美術館が立ち並ぶ
そして、ふたたび、西郷隆盛銅像に戻った
城山を含めた鹿児島城を大きく一周したぬ
1時間半の、せごどんの旅であった(´・ω・`)

DSC02840
再び、ドライブを始める(´・ω・`)
国道3号を熊本方面へ
36㌔先の、いちき串木野へ向かうぬ

DSC02844
なんとなく晴れてきた(´・ω・`)

DSC02846
10時半、いちき串木野市に到着(´・ω・`)
日帰り温泉施設の市來ふれあい温泉センター
入湯料250円、安い

P5290003
岩風呂の露天風呂だぬ(´・ω・`)

P5290005
湯量は多そうだぬ(´・ω・`)
無色無臭の硫酸塩泉、ぬる湯で長湯にむくぬ
ただ、循環のようだぬ

P5290006
いい湯だねえ(´・ω・`)

P5290007
空を見上げると、青空と松の木が眺められる(´・ω・`)

P5290010
目隠し塀のそばで湯休めすると、
ゲートボールに興じる老人たちを眺めることができる(´・ω・`)

DSC02850
県道を走り、串木野港へ向かうぬ(´・ω・`)
途中見かけた、珍しいロータリー交差点
旭川市で見かけた以来だぬ
規則にしたがい、時計回りに回るぬ

DSC02851
11時、味工房みその、に到着(´・ω・`)
いちき串木野市内にある中華系ラーメン屋だぬ

IMG_20180529_110355
小上がりのテーブル席に座る(´・ω・`)

IMG_20180529_110253
ここの名物は、串木野名物まぐろラーメン(´・ω・`)
串木野市内に数店舗ある、まぐろを使った御当地ラーメンだぬ
すごい昔に、市況の名無しさんにお勧めされていた

IMG_20180529_110238
まぐろラーメンにも、色々セットがあるようだ(´・ω・`)
まぐろ茶漬けセットにするかな

IMG_20180529_110957
まず、まぐろラーメンが来たぬ(・∀・)
スープの出汁をまぐろでとり、
味噌漬けの炙りまぐろを乗せてあるぬ
麺は細目の縮れ麺でスープがよく絡むぬ
だしが、しっかり効いていてなかなか(゚∀゚)ウマウマ

IMG_20180529_111631
残りのスープと、茶漬けセットで、お茶漬けを作成(´・ω・`)

IMG_20180529_111844
まぐろ茶漬けだぬ(・∀・)
ご飯にもよくあう、まぐろスープ
酒の〆に食べたいものだねえ
1134円

DSC02852
串木野港(´・ω・`)
波が穏やかで、クレーンがついた船が停泊してる
明治時代のマグロの延縄漁業から始まり
今は、マグロの遠洋漁業の拠点港になっているらしい

DSC02853
串木野港にある甑島フェリーターミナル(´・ω・`)
残念ながら、甑島に行ってるのかフェリーはいなかった
甑島までは1時間15分で、片道2300円~

DSC02862
高台より、串木野港を眺める(´・ω・`)

DSC02854
本日二湯目、くしき野白浜温泉、到着(´・ω・`)
入湯料330円、安い
温泉旅館の日帰り利用だぬ

P5290012
湯船が2つあり、左奥、石風呂のと、右が立ち湯(´・ω・`)

P5290031
石風呂に入るぬ(´・ω・`)

P5290019
湯量は多いぬ(´・ω・`)
無臭透明の塩化物泉で、ぬる湯
さらさらした感触の湯冷めしにくい湯だぬ

P5290020
溢れたお湯が捨てられており、かけ流しと分かる(´・ω・`)

P5290029
いい湯だねえ(・∀・)

P5290026
壁の近くで湯休めすると、海がよく見える(´・ω・`)
二つの小島の遠くに見える、大きな島影は、甑島

P5290024
空を見上げると、青空とヤシの木をのんびり眺められるぬ(´・ω・`)
くしき野白浜温泉は、これくらいで

DSC02856
次は、南下し、枕崎へ向かうぬ(´・ω・`)

(続く)