梅雨の六月、道北を旅することにしたぬ(´・ω・`)
晴れるといいのう

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23日火曜、10時に成田空港に到着(´・ω・`)
11時10分発、成田→新千歳GK111便ジェットスターに乗るぬ
運賃は5300円

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席は通路側だった(´・ω・`)
音楽聴きながら過ごす

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13時半、新千歳空港、到着(´・ω・`)
晴れていたぬ

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空港レンタカーカウンターへ(´・ω・`)
空港内は工事をしていて、
空港レンタカーカウンターの場所が変わっており、
いったん外に出て、入りなおさないと行けないところになっていた
外は涼しかったぬ

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レンタカーは、ホンダのNBOX軽であった(´・ω・`)
4日で1.8万円
道東道の東千歳インターへ

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東千歳インターから、道東道を走り、帯広方面へ(´・ω・`)

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国道274号 日勝峠 通行止め
の案内標識が見える(´・ω・`)
去年8月の台風10号による土砂崩れ以来
国道の方は、ずっと通行止めになってる
日高山脈を越えて、帯広十勝方面に行くには
高速の道東道を使うしかないということだぬ

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占冠インターで降りる(´・ω・`)
高速料金1520円


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適当にUターンして、占冠インターへ戻る(´・ω・`)
左に赤い看板
代替路措置区間 占冠IC~十勝清水IC
と書いてある
これは、つまり、通行止めになってる国道の代わりに
道東道の占冠IC~十勝清水ICを無料開放している
という意味であるぬぬ

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占冠インターを再入場して、道東道を走り
十勝清水方面へ(´・ω・`)
占冠~十勝清水間は、47キロ
結構あるぬ

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十勝清水インターで降りる(´・ω・`)
1160円と表示されたが、請求されないハズ
たぶん(;・∀・)

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国道274号で、上士幌方面へ(´・ω・`)

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カーナビは、国道274号を離れ、直進の、この道を案内しだす
目的地は、ぬかびら温泉なんで、
然別湖を経由する、この道を直進が一番近道なのは確か
しかし、左の黄色の警告板に気付いて
なんだろうと思い、よく見てみた
ヤマダ温泉~糠平は、道路決壊のため、通行止め
とある(´・ω・`)
ヤマダ温泉とは何のことかわからないが、
とにかく糠平(ぬかびら)方面には行けないようだ
念のため、ホテルに電話したら、案の定、その道は通れないので
士幌方面で国道を走る迂回ルートで来て欲しいとのこと

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というわけで、左の然別湖経由ではなく、右の士幌方面へ走り
国道241号→国道273号を通り、糠平温泉へ向かうぬ
ホテルの人の話だと、よく間違えて、
通行止めの直進ルートを走り、通行止めになってるところで
引き返して、遠回りしてしまう客がかなり多いという
電話確認しておいて良かったわ(´・ω・`)

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右側にダムが見える
糠平ダムだぬ
トンネルを抜けると、ぬかびら温泉郷に到着(´・ω・`)

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17時半、今夜、泊まる温泉旅館、到着(´・ω・`)
糠平温泉ホテル
二食付で、7500円

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和室に案内される(´・ω・`)
素朴で昭和な風情だぬ
ただ、タバコ臭いのには参った

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窓は北海道では普通な二重窓
国道273号の道路が見える(´・ω・`)

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ウエルカム菓子は、チーズな気分という煎餅(´・ω・`)
温泉行くかな

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温泉は内湯の大浴場のみで、露天風呂はないぬ(´・ω・`)
タイルが黒っぽく見えるのは、汚れではなく、
温泉成分の析出だぬ

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湯口が、流木を利用していて、面白い(´・ω・`)
湯量は多く、源泉かけ流しなんで、24時間入れるぬ

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ケロリンピラミッド(´・ω・`)

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無色無臭の重曹泉(´・ω・`)
やや熱めで、ヌルヌルした感触だぬ
いい湯だねえ( ・∀・)

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湯からあがると、夕飯(´・ω・`)
酒は、生ビールを頼んだぬ
素朴ではあるが、種類、量も十分だねえ

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まずは、冷めないうちに、天ぷらと、煮物(´・ω・`)
海老と山菜、アスパラガスが(゚∀゚)ウマウマ
日本食研の抹茶塩が興味深い

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甘エビ、サーモン、鯛の刺身(゚∀゚)ウマウマ

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しめ鯖、ワカサギの甘煮、他いろいろ(゚∀゚)ウマウマ

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メインの牛肉と豚肉を焼くぬ(゚∀゚)ウマウマ

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野菜を焼くぬ(゚∀゚)ウマウマ

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食事で〆(´・ω・`)

ご馳走様ですた

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 (つ∀-)オヤスミー

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早朝に起床(´・ω・`)
5時20分、ホテルから徒歩5分の、糠平温泉文化ホールへ

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早朝タウシュベツ橋見学ツアーに参加するぬ(´・ω・`)
3日前にネット予約
ツアー料3150円

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ガイドの人が来て、概要説明を聞き、長靴を借りたぬ(´・ω・`)
今年は、ダムの水が干上がっていて、
クリアホルダの写真にある2015年のパターンだという話だった
年によって、上の観光ポスターのような、丁度いい感じで水が張る年もあれば
逆に水が多すぎて、完全に水没して橋が全然見えない年もあるというぬ

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参加者が揃ったので、ハイエースでタウシュベツ橋梁へ向かうぬ
参加者は、若いカップルと、40くらいの女の人、大学生風の男
もれを入れて、5人であった
ガイドの人の話だと、参加者はほとんど日本人で
外国人ツアーの参加は、ほとんどないらしい
マイナーで余り知られてないということなんだろうねえ(´・ω・`)

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タウシュベツ橋梁への林道は、基本的には閉鎖されており
自力で行く場合は士幌町の営林署へ行って、鍵を借りる必要があるぬ

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退避帯で軽が通り過ぎるのを待つ
林道はせまく未舗装なダートで、
退避帯でないと行き違いできない、いわゆる酷道だぬ(´・ω・`)
以前は、自由に行き来できてたんだが、
タウシュベツ橋梁を見学する人が増えて、転落事故などが増えたため
閉鎖して、鍵を借りる人に限定するようになったという話だぬ

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林道はタウシュベツ橋梁まで4キロほどあるぬ(´・ω・`)
ここら辺は、ヒグマが多く、歩いていくのも危険だという話だぬ
ガイドの人の話では昨日もヒグマを見たらしい
林道のうち後半2キロは、この林道自体が旧国鉄士幌線の線路跡

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ここからが歩き(´・ω・`)
ガイドさんに付いていく
橋まで5分ほど

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流木がすごい(´・ω・`)
日勝峠をいまだに通行止めにして、南富良野が大洪水、ジャガイモ壊滅
日高本線を完全に復旧不可能にした、去年の台風と集中豪雨のときは、
ここらは完全に水没したという。その時に流れてきた流木らしいな

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林道を抜けると、景色が開けて、橋とダム湖が見えた(´・ω・`)
中央が、タウシュベツ橋梁、右が糠平湖だぬ
確かに、ダム湖の水位が低く、広く湖底が見えているぬ

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タウシュベツ橋梁の端部分(´・ω・`)
昔は渡れたが、今は倒壊の危険があるんで、
橋の上を渡るのは禁止

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湖底へ下りる(´・ω・`)
平年なら水が張っていて降りることができなかったところだ

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橋の白くてザラザラとした風合いに歳月を経た風情を感じるぬ
古代ローマ時代のアーチ橋の遺構を見ているような
そんな錯覚さえ覚える(´・ω・`)
だが、歴史は意外にも新しく、1939年に建設、
まだ、78年で、千年どころか、100年も経っていない

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水は干上がってるが、ドロドロなところが多く
長靴を履いていないととても歩けない
油断してると、ずぼっと沈む(´・ω・`)

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倒壊が一番懸念されている箇所を観察する(´・ω・`)
右のは、最近ので去年の台風により
左のは、2003年、震度6強だった十勝沖地震のせいらしい
このまま崩壊部分が削られると、薄くなっている橋桁の部分が落ちて
橋脚だけ残るという無残な姿になるのは時間の問題だぬ

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タウシュベツ橋梁の全景(´・ω・`)
とりあえず、いまんところ、全体として橋桁が全部つながっていて、
それなりに見られる形だぬ
中央の橋へ向かって流れる小川は、タウシュベツ川
今は浅く長靴で渡れるが、ダム湖が満水の時は湖の一部になり
もちろん歩けなくなる
この風景は、水が引いてるときだけの、いま限定の風景

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時々、泥濘に見られるヒグマの足跡(´・ω・`)
川に魚を取ったり水を飲みに来るんだろうな

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タウシュベツ橋梁は、旧国鉄時代の
帯広駅~十勝三股駅の士幌線建設時に架けられた橋
1955年の糠平ダム建設で、士幌線のルートが国道側に変わり、
それ以来放置され、廃墟となっている、
左手前が帯広駅方向、右奥が終点の十勝三股駅方向
左の坂を登る

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登ると、帯広駅側の線路跡が見える(´・ω・`)
このアングルだと、東日本大震災で
線路が流された鉄橋跡の姿に似ている

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かなり枯れている糠平湖(´・ω・`)
今年は雪解け水が少ないことが大きな原因らしい
山々を見ても、雪渓が少ない

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ダム湖側から見る、タウシュベツ川と、橋梁(´・ω・`)
反対側から見ても痛みが激しいのが分かる

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橋脚の足元には、剝き出しの鉄筋とコンクリート破片の山
コンクリートの素材としては、かなりチープで手抜き工事だという話である
本来なら、表面を煉瓦で覆うところを、
建設時は太平洋戦争前の突貫工事で、そんな余裕がなかったらしい
もっとも、そのことが、古代ローマの遺構のような
独特な風情を生み出したのだが(´・ω・`)

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橋脚の足元、水枯れで、ひび割れた湖底(´・ω・`)

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わずかに残る糠平湖の水面に写る、タウシュベツ橋梁(´・ω・`)

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切り株と、タウシュベツ橋梁(´・ω・`)
湖底には沢山の切り株が残されている
元々、士幌線は、伐採した木材の運搬の為に建設された
輸入材に押され、木材需要が無くなり、赤字路線だった士幌線は
国鉄民営化直前の1987年に廃止された

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ふたたび、坂を登る(´・ω・`)

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タウシュベツ橋梁の影(´・ω・`)
橋の周囲をぐるっと一周し、これで見学は終わりだぬ

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7時20分、糠平温泉文化ホールに戻るぬ(´・ω・`)
ツアーは、二時間ほどで終了
面白かったな( ・∀・)

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すぐにホテルに戻って、朝食(゚∀゚)ウマウマ

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8時にチェックアウト(´・ω・`)
国道273号を旭川方面へ


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旧士幌線の幌加駅(ほろか駅)跡の案内板
見に行くかぬ(´・ω・`)

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ちょっと奥を歩くと、線路が見える、ここだな(´・ω・`)

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右手にポイント切り替え器が残っているぬ(´・ω・`)

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幌加駅跡(´・ω・`)
士幌線終点の十勝三股駅と、
ぬかびら温泉の糠平駅の間の無人駅だぬ
1987年の士幌線廃止で廃駅となった
駅名看板は復刻のレプリカ

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さらに、国道を旭川方面に走ると、三国峠(´・ω・`)
駐車場でちょい休憩

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三国峠の風景(´・ω・`)
左側に見える道路から、高架橋で大きなカーブを描き
右手に見える三国峠橋へと続く

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三国峠を越えると、大雪の山々が見えるぬ(´・ω・`)

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大雪ダムから、国道39号を旭川方面へ(´・ω・`)

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層雲峡を抜け、無料区間の旭川紋別道の高速を走る(´・ω・`)

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無料の高速道は比布北インターで終了(´・ω・`)
国道40号を稚内方面へ
今夜泊まる稚内までは227キロ、遠い(;・∀・)
ちなみに、今は11時

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道の駅なよろで休憩(´・ω・`)

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無料区間の名寄美深道を走る(´・ω・`)

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13時半、道の駅おといねっぷ、到着(´・ω・`)
とりあえず車を停める

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徒歩5分ほどで宗谷本線の音威子府駅へ(´・ω・`)

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駅構内の駅そば屋(´・ω・`)
残念ながら定休日のようだぬ

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食堂を探しに、村役場方向に歩く(´・ω・`)

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駅から15分ほど歩くと、食堂を見つけた(´・ω・`)
一路食堂
ここでランチにするぬ
音威子府そばが名物らしい

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テーブル席に座る(´・ω・`)

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裏面にも続く定番の蕎麦メニューが豊富だねえ(´・ω・`)
ラーメンやカレー、豚丼、うどんもある
何にしよう
駅から歩いたし、今日は良く晴れて日が差して暑かったんで
冷たい限定ものがいいな
冷やし山菜そばヽ(´ー` )ノください

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冷やし山菜そばが来たぬ( ・∀・)
山菜がたっぷりで、蕎麦の麺が見えない(;・∀・)

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山菜をどかすと、艶のある独特な黒い麺( ・∀・)
これが噂の音威子府そばか、実に(゚∀゚)ウマウマ
830円

(続く)