九州新幹線の筑後船小屋駅の続き(´・ω・`)

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国道443号で柳川市街地へ(´・ω・`)

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16時、柳川藩主立花家伯爵邸御花に到着(´・ω・`)
今夜は、ここに泊まるぬ

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御花の西洋館(´・ω・`)
立花家伯爵邸での旧迎賓館だぬ
左手に進む

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旅館御花のフロント(´・ω・`)
チェックインするぬ。朝食のみ11,880円
旅館御花のオーナーは、旧柳川藩主の立花家
旅館料亭経営は、戦後の1950年かららしい

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4階の部屋に案内されたぬ(´・ω・`)
手前にもベットがあり、ツインの部屋で広いぬ

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冷蔵庫に、ビール、ミネラルウォーター、ジュースが二本づつ
全部飲んでも持ち帰っても、無料だぬ
太っ腹というか、殿様商法かの(´・ω・`)

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ベランダに丸テーブルと椅子(´・ω・`)
外に出てみよう

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ベランダからは、旧立花邸の庭園・松濤園が見下ろせるぬ
この角度は、泊まらないと見れない景色だねえ(´・ω・`)

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夕食までまだ時間があるんで、旅館から貰った無料チケットで
御花内の立花家資料館を見るぬ(´・ω・`)
一般の場合、入場料は500円

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初代柳川藩主立花宗茂の鎧(´・ω・`)
宗茂は、武術にも長け、茶道にも通じた文武両道の武将だったらしい

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宗茂の槍(´・ω・`)

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宗茂の刀(´・ω・`)
他に、宗茂の養父・立花道雪の
雷を切ったという妖刀・雷切丸も展示されていたぬ

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いったん、外を出て、左に見える西洋館内へ(´・ω・`)

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階段を上がって二階へ(´・ω・`)

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右に進む(´・ω・`)

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暖炉と鏡面がある広い洋間だぬ(´・ω・`)
明治大正時代、当時は、東京の迎賓館を真似て、
ここで、夜な夜な舞踏会が開かれていたのであろう

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暖炉の反対側。左手に見える小部屋が
正面玄関の真上にあたる(´・ω・`)

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先ほどの、西洋館の正面玄関の真上にあたる小部屋だぬ(´・ω・`)

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一階におりて、御役間へ(´・ω・`)
畳の間に、鎧と陣幕が展示されている
右へ進む

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中庭ぞいの廊下を進む(´・ω・`)
向こうに見える建物は、庭園を眺める大広間のある屋敷
サボテンみたいなのは、ソテツだぬ
庭園は中庭の廊下をぐるっと回って、大広間脇を抜けたところにある

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屋敷の大広間脇から、庭園に出る(´・ω・`)
左手が和室の大広間だが、今は、修復中で入れない
そのため、大広間からの庭園の風景は残念ながら見れなくなっている

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大広間の脇から庭園を眺める(´・ω・`)
御花の庭園や屋敷は、元禄十年、立花家三代目に始まる
宮城松島の景観をイメージして作られており、
海を見立てた広大な池に無数の石と老松を配しているぬ
大名庭園の風情があるねえ

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一般向けレストランのある対月館2階から庭園を望む
左奥の4階建ての建物が宿泊棟の松濤館
もれが宿泊してる部屋は、その4階だぬ(´・ω・`)

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18時に予約が取れたんで、夕飯に行くぬ
柳が並ぶ御堀ぞいを歩く(´・ω・`)

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今夜の居酒屋、夜明茶屋だぬ(´・ω・`)
一階に魚屋があり、奥に居酒屋があるぬ
柳川には、太田和彦や吉田類の居酒屋は無いので
魚が得意そうな処を食べログや個人ブログなどで探したぬ

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カウンター席に案内されたぬ(´・ω・`)

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何を飲もうかなあ(´・ω・`)
柳川の地酒はどれか聞いたが、
柳川市内には蔵元が全部潰れてないらしい
九州新幹線筑後船小屋駅近くで、みやま市瀬高にある
菊美人酒造の菊美人がお勧めというで、それを冷酒で頼んだぬ

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特別純米菊美人が来たぬ( ・∀・)
このラベルの銘は、北原白秋の筆によるものらしい
白秋の姉が、菊美人酒造に輿入れした縁で墨書したそうだぬ
辛口で旨味があって(゚∀゚)ウマウマ

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肴は何にしようかな(´・ω・`)
漁師さんがお勧めという
左側の釣りメニューのクチゾコ姿造りにするか
クチゾコて何かわからないけどヽ(´ー` )ノください

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クチゾコの姿造りが来たぬ( ・∀・)
店員に聞くと、クチゾコは、赤舌平目のことで、靴底の形に似てるんで
有明地方では、クチゾコ(クツゾコ)というらしい
なるほど、左側の頭だけ見えてる本体の姿を見る限り
なんか靴底のヒールに似てるねえ
赤舌平目の白身の刺身は、しっかりした噛みごたえで甘みがあり
(゚∀゚)ウマウマ
皮も添えてあったので、白身と皮をあわせて、食べたぬ
本体の舌平目は唐揚げにできるというのでお願いしたら
本体だけ回収していったぬ

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クチゾコの唐揚げができるあいだ、店内を眺める(´・ω・`)
あれは、有明のワタリガニかな
旨そうだなあ( ・∀・)

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舌平目の唐揚げが来たぬ( ・∀・)
骨までバリバリ食べられて(゚∀゚)ウマウマ

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冷酒の菊美人無くなったので、
菊美人辛口を熱燗で頼んだぬ(・∀・)

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有明のワタリガニと、むつごろうワラスポ活造り
どっち食べようかな(´・ω・`)
有明のワタリガニのほうは、2014佐賀の旅で竹崎蟹を食べたな
まだ食べたことのない、ムツゴロウ&ワラスポにしようヽ(´ー` )ノ下さい

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ムツゴロウとワラスポの活け造りが来たぬ( ・∀・)
左がワラスポ、右がムツゴロウだぬ
どちらも有明の干潟に生息する有名な生き物だねえ
ムツゴロウは、3度ほど⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピク動いて絶命したが
ワラスポの方は、食べ終わっても最後まで口をパクパクさせていたぬ
素晴らしく逞しい生命力だねえ
味の方は、コリコリとしっかりとした食感で、ほんのり甘みがあるぬ
見た目はインデペンデンスデイの宇宙人みたく
グロテスクだが、実に旨かったぬ

〆は何にしようかと思ったが、メニューにお茶漬けなかったんで
これで〆にするぬ

ご馳走様ですた(´・ω・`)
5千円

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まだ、20時くらいだが、この辺りは、店が全てしまっていて寂しい
コンビニも見当たらない、鰻屋どころか、ラーメン屋も開いてそうにない
柳川の繁華街は、西鉄柳川駅周辺なんだろうな(´・ω・`)

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旅館御花に戻ったぬ(´・ω・`)
西洋館がライトアップされてる

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ウエルカム菓子の越山餅を肴に無料のビールでも飲むか(´・ω・`)

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ベランダでビール飲んでると、
金持ちパーティーでも開きそうな芝生のガーデンが見える(´・ω・`)

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ライトアップされている国指定の名勝・松濤園を眺める(´・ω・`)

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ベッド横にあった備え付けの本を見てみる
北原白秋の詩集か。詩集って読まないなあ
明日は、白秋の生家にでも行ってみるか
ぺらぺらめくってたら、寝落ちしたぬ (つ∀-)オヤスミー

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5時に( ・д⊂ヽ゛起きたぬ
夜明けの松濤園

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7時半、朝飯に行くぬ(´・ω・`)
行く途中、エレベータ内で柳川名物・お堀巡りのチラシが目についたぬ
Twitterの人にもお勧めされていたんで、乗ってみるか
フロントに行って予約してきたぬ
チェックアウトの時、迎いが旅館まで来てくれるらしい
1,600円

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朝食の食堂(´・ω・`)
ダイニング集景亭
松濤園が見える

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豪華な朝食だぬ( ・∀・)

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一枚そのままの大きな有明海苔
こういう海苔の出され方は初めてだぬ
ちぎって食べる(゚∀゚)ウマウマ

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デザート(・∀・)

ご馳走様ですた

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8時45分、チェックアウト(´・ω・`)
いい天気だぬ
しばらくして、お堀巡りの送迎が来たぬ
送迎は漏れだけだった

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車で5分ほど、西鉄柳川駅近くの乗船場に到着(´・ω・`)

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もれが一番乗り、先頭だった(´・ω・`)
乗船場の目印、赤い欄干の橋が見える
あとから、ツアーぽい人たちのグループがずらっと並んだ

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これから乗る船と船頭(´・ω・`)
20代半ばくらいの若い船頭だぬ

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一番前の特等席に座る(´・ω・`)

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乗り合いした人は、10人ほど
一番後ろが船頭で、こぎつつ、名所の案内をしていく(´・ω・`)

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ゆっくりと出発(´・ω・`)

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鳥がいたぬ(´・ω・`)

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まずは、柳川城の城門入口をくぐる(´・ω・`)
柳川城跡は広く、一キロ四方はあるぬ
この水門は、柳川駅から400mの所にある
堀巡りの終点の御花は、さらに、1.3キロほど先になるぬ

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水門は、舟の幅ギリギリで、かなり狭い(´・ω・`)
橋桁に頭がぶつからないように体を屈める

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水門抜けると、白秋の詩がかかれている水中歌碑(´・ω・`)
「ついかがむ乙の女童(めわらわ)影揺れて
まだ寝起きらし朝の汲水場(くみづ)に」
と書いてある
鳥がいる、ここは、水汲み場だったらしいな

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水汲み場は、こんな階段を降りる感じで、
城内の普通の何処の民家にもあった(´・ω・`)

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蔦で覆われた家を見かけた(´・ω・`)

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何の花か分らないが、赤紫の花が咲いてる(´・ω・`)

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また橋をくぐる、低ぅー:(;゙゚'ω゚'):

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高さ50cmあるかないかだな(´・ω・`)

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柳川海苔の工場(´・ω・`)

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煉瓦倉庫がちらっと見える(´・ω・`)
味噌の倉庫で、並倉(なみくら)と呼ばれてるらしい

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ここからは内堀(´・ω・`)
堀が緑の木に覆われるようになってきた
柳川城には、石垣がないため、城内の屋敷が丸見えになってしまう
城壁の代わりに、堀ぞいに木を沢山植えて目隠しにしていたらしい

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紫陽花の花(´・ω・`)

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風情のある橋(´・ω・`)
高門橋というらしい

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亀がいた(´・ω・`)

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椛島菖蒲園(´・ω・`)
菖蒲は丁度、5月下旬の今が旬

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また橋をくぐる(´・ω・`)
山王橋

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右側に何か見える(´・ω・`)

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舟の屋台らしい(´・ω・`)
舟からビールやお茶、甘味を注文できるらしく、
売り子は、いかがすかーいっていたが、こっちの舟はスルーした

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鳥居などは木で遮られてよく見えないが、日吉神社(´・ω・`)
神主ぽい人が歩いてるのが見える

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本丸跡に建てられた柳城中学校と柳川高校のグラウンド
左手の緑に本丸天守跡の碑がある
城下カレイの日出城跡も、学校だったなあ(´・ω・`)

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また狭い橋(´・ω・`)何度目だ
弥兵衛門橋

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舟幅ギリギリ(´・ω・`)
門番が一艘一艘チェックするため、わざと狭くしてあるらしい

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くもで網(´・ω・`)
昔使っていた漁具で、ウナギをとっていたらしい

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赤い屋根は、柳川藩重臣の十時邸と呼ばれる武家屋敷(´・ω・`)
左の人面アザラシみたいな珍妙な像は、まちぼうけとかいう碑

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最後の橋・豊後橋をくぐる(´・ω・`)

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終点御花が見える(´・ω・`)
ここで船が回転し、船頭が先頭になり、船着き場に着ける

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10時08分、御花の舟着場上陸
一時間ちょいの優雅な舟遊びですた(;´∀`)

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御花に車を置いたまま、ちょい、柳川の街を散歩するぬ(´・ω・`)
泊まったんだからいいおね

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お堀ぞいを歩く(´・ω・`)
小さな神社が見える

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北原白秋の生家記念館(´・ω・`)
豪商のような立派な屋敷だぬ
元は酒蔵だったらしい

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酒造場でよく見る杉玉がぶら下がってる(´・ω・`)
入ってみよう
入場料500円

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玄関(´・ω・`)
酒樽が飾られている

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茶の間(´・ω・`)
ご自由にお上がりくださいというので
では遠慮なく(;´∀`)

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勘定部屋(´・ω・`)
庭が見える

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庭先で、くつろいでみる
竹筒のカッコンに風情があるぬ(´・ω・`)

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柳川さげもんと雛飾り(´・ω・`)
柳川のひな祭りは、こういう派手な装飾をする風習があり
さげもんめぐりという祭を2月から3月にかけて長くやるらしい

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白秋のデスマスク(´・ω・`)

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白秋の悪戯書き(´・ω・`)
北原参上と書いてあるらしい

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北原酒造場と書かれた酒瓶(´・ω・`)
白秋は、蔵元のボンボンだったんだな

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白秋の離れ屋の書斎(´・ω・`)

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書斎は伝統的な和室になっている(´・ω・`)
左側、違い棚の下にある古木の置物は結構高そうだな

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生家の母屋を出ると、資料館があるぬ(´・ω・`)

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北原酒造場が作っていたという酒のラベル・鳳凰(´・ω・`)

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白秋の遺書(´・ω・`)

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白秋自筆の柳川まちづくりの意見書(´・ω・`)

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何度も訂正、書き直した跡がある(´・ω・`)
グジャグジャ消しなんか見ると、けっこう、普通の人だな

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土産物コーナーでは、
昨日、居酒屋で飲んだ菊美人が売られてた(´・ω・`)

白秋記念館は、このくらいで

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大声をあげてるシナツアーの川下りを見かける
さて、昼飯を食いに行くか(´・ω・`)

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白秋記念館から車を停めてある御花に戻る途中で見かけた
若松屋という鰻屋。江戸期安政の頃からやってる老舗らしい
柳川といえば、せいろ鰻だな。ここでランチにするかぬ(´・ω・`)

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二階のテーブル席に案内される(´・ω・`)

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上せいろ蒸しをヽ(´ー` )ノ下さい

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出来る間、外を眺める(´・ω・`)

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上せいろ蒸しが来たぬ( ・∀・)
蒸し器のせいろなんで、器の高さが大きいぬ

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ホカホカに蒸された鰻せいろ
ご飯にも鰻の味がしみ込んでいて(゚∀゚)ウマウマ
肝吸いもいけるぬ

ご馳走様ですた
2,865円


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さて、ドライブ開始、長崎の佐世保に向かうぬ(´・ω・`)

(続く)