九度山の続き(´・ω・`)

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九度山から国道370号、途中から国道480号
ずっと二車線で、酷道ではないが
いろは坂のようなカーブが多い道だぬ(´・ω・`)

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15時、金剛峯寺前の駐車場通過(´・ω・`)
九度山から40分ほどかかったぬ
参拝客、観光客で賑わっている

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今夜、泊まる宿坊、福智院到着(´・ω・`)
金剛峯寺のすぐ裏の宿坊だぬ
門構え、どうみてもお寺だねえ
左に、高野山のゆるキャラ、こうやくんがお出迎え

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門を入ると、枯山水の庭が見える(´・ω・`)

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ここが、フロントらしい(´・ω・`)

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中に入ると、豪華なロビー(´・ω・`)
チェックインしたぬ
宿泊料は1.9万円
高野山の宿坊は、50軒以上あり、
5千円くらいの低価格のドミトリータイプから、
高級10万円以上のランクまでピンキリ
どこに泊まるか迷ったが、せっかく泊まるなら
人気のあるベスト5に入る宿坊がいいと思い
ちと、奮発して、ここにしたぬ(´・ω・`)
あと、高野山で温泉があるのは、この宿坊だけなんだぬ

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20代前半と思われる
若い女の子の仲居さんが部屋まで案内(´・ω・`)
左手に見事な庭が見える

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重森三玲作の登仙庭(´・ω・`)
手入れの行き届いた綺麗な庭園だぬ
鳥居と、ちょっと紅葉が見える

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二階にあるサーティーワンの部屋を案内されたぬ(´・ω・`)

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八畳一間の部屋だぬ(´・ω・`)
一人で丁度いい広さの、落ち着く部屋だったぬ

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仲居さんから、一通り説明を聞いたあと、
饅頭食べながら、のんびり、お茶したぬ(´・ω・`)
そうだ、窓の風景を眺めるか

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窓から下を見下ろすと、見事な枯山水の庭園が見える
重森三玲作の遊仙庭
重森という人は全く知らなかったが、
東福寺や光明院などの多くの庭園を手掛けている有名な人らしいな
こういうのは高級旅館でもなかなか見れない景色な希ガス(´・ω・`)
疲れがとれたので、金剛峯寺をお参りしてくるかな

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高野山真言宗総本山金剛峯寺
宿坊から数分で到着(´・ω・`)

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手水場で、お清めをするぬ(´・ω・`)

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金剛峯寺正門、1593年再建
ちょっと紅葉していたぬ(´・ω・`)
この門は、右左非対称の提灯が目を引くぬ
左の提灯が五三の桐、豊臣家の家紋
戦国期、信長との対立で高野山は存続の危機にあったが
信長が本能寺で倒れ、その後の天下人秀吉は、
信長とは一線を画して、高野山を積極的に支援した
右は、三頭右巴(さんとうみぎどもえ)の提灯
空海の高野山創建において深い関わりのある
丹生都比売(にうつひめ)神社という神社の紋らしい
その神社は、金鉱山の山師の神様らしいな
秀吉が高野山を支配支援したことと、
大阪城内に莫大な富、金塊を蓄えたことは
何か関係があるのかもしれんな

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主殿と境内
今の主殿は、幕末1863年に再建
お参りしたぬ(´・ω・`)
ただ、時間がないので中には入らなかったぬ
広大な石庭や、狩野派などの豪華な襖絵の大広間があるらしい


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檀上伽藍へ(´・ω・`)

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赤い紅葉が目を引く東塔(´・ω・`)
江戸時代天保期に焼失、昭和59年に再建
更に奥を行くと、巨大な根本大塔がある

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巨大な根本大塔や金堂の脇にある、小さな六角経蔵(´・ω・`)
1159年に創建、1926年(昭和元年)に焼失
1934年(昭和9年)に再建
ちょっとだけ紅葉していた

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壇上伽藍境内にある蓮池(´・ω・`)
朱塗りの橋の先にある小島には祠があるぬ
池の周囲は黄色に紅葉してる

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壇上伽藍の正門にあたる中門
左がちょい紅葉してる
天保14年(1843)に、東塔と同じ火事で焼失
2015年、去年再建したばかりの新築ホヤホヤ
右奥に見える朱塗りの建物が巨大な根本大塔だぬ
壇上伽藍はこのくらいで

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城の櫓のような石垣の上の紅葉してる建物は、
金剛峯寺と壇上伽藍の間、大型バス駐車場の向かいにある
六時の鐘という名の鐘楼(´・ω・`)
大阪夏の陣から4年後、1618年、福島正則が寄進したもので、
午前六時から偶数時に鐘が鳴らされるから付けられた名前らしい
金剛峯寺正門についで、二番目に古い建物
ちなみに、福島正則は、寄進翌年、徳川幕府により改易されてしまう

夕飯の時間が近づいたんで、
散策は、これくらいにして、宿坊に戻ろう(´・ω・`)

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夕食は、5時半、部屋食だぬ(´・ω・`)
精進料理は、初めて食べるぬ
肉や魚を使わないのが、精進料理のお約束だな
3膳あり、右下が前菜、上が主菜の豆乳鍋、左下が〆の食事だぬ
お酒のメニューはあったが、あえて、控えたぬ(;´∀`)

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一膳目、前菜(´・ω・`)
やはり、湯葉と胡麻豆腐があるねえ(・∀・)
湯葉はあんかけが乗ってる、胡麻豆腐は棗が乗ってるなあ
琵琶の寒天に煮豆、秋らしく栗と薩摩芋があるな
あと、酢味噌の蒟蒻に、里芋、ナスの煮物
肉や魚を使わなくても、
十分ヘルシーで美味しいもんなんだねえ(゚∀゚)ウマウマ

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メインの豆乳鍋だぬ( ・∀・)
豆腐に、しめじ、白菜、油揚げ、糸こんにゃく
あと、餅が入っていたぬ、うまうま( ^▽^)

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〆で、ご飯とみそ汁もの( ・∀・)
おかずは、蓮根、芋、椎茸の天ぷらに、
梅干しの天ぷらと、あと、みそ汁にも梅干しが変わってる
ま、高野山は、紀州だから梅なんだな
天ぷらは、抹茶塩とだし汁でいただくぬ
(゚∀゚)ウマウマ

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食後のデザートの柿だぬ
ご馳走様ですた(・∀・)

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食後、仲居さんが布団を敷きにきたぬ(´・ω・`)
またーり、テレビを見ながら過ごす
疲れていたのか、いつのまに、寝落ちしていたぬ

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深夜3時、目が覚めたんで、温泉に行くかぬ
まだ入ってなかった(´・ω・`)

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露天風呂( ・∀・)
湯船、洗い場ともに、全面、高野槇のお風呂だぬ
木の温泉はいいねえ( ^▽^)

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透明、無臭のサラリとした触感の単純泉
温度は、ぬる湯で長湯にむくぬ
残念ながら、眺望はないが、高野山の宿坊で
高野槇の温泉に入るのは、独特な風情があるのう
いい湯だな(´∀`*)

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空を見あげると、漆黒の闇が広がっていたぬ
そろそろ出るか(´・ω・`)

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湯上りの蔵だぬ(´・ω・`)
通常の時間帯であれば、コーヒーが飲めるらしい(有料)

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よくは分らんが置かれている調度品が、
何かの美術品のようだぬ
贅沢な湯上りだな(;・∀・)

さて、また寝るか (つ∀-)オヤスミー

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5時半ごろ起床して、6時のお勤めに参加したぬ(´・ω・`)
お勤めといっても、御僧侶の読経を静かに聞いて
一人一人、焼香台の前に行き、祈念するだけだぬ
読経は30分ほどで終わり、そのあと
御住職の法話が10分ほどだったぬ
正座でなくてもよく、胡坐でもOK
参加者は意外と多く60人くらい、
そのうち白人系外国人が20人ほどいたぬ
外国人がいたせいか、御住職の法話も英語交じりだったねえ

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法話がおわると、御本尊の裏側にまわり
いわゆる御戒壇廻りをしたぬ(´・ω・`)

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御戒壇には、色々な仏具がおかれ、
あと、大名の大きな位牌から、
一般檀家の小さな位牌まで、たくさん安置されていたぬ

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朝食は7時( ・∀・)
ヘルシーで(゚∀゚)ウマウマ

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7時半にチェックアウト(´・ω・`)
雲はあるが、概ね晴れだな

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中の橋駐車場へ(´・ω・`)
クルマを置いて、奥の院へお参りに行くぬ

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奥の院への新参道、この道が一番近道だが、
旧参道で見たいものがあったんで、帰りで通ったぬ(´・ω・`)

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旧参道へは、右の脇道を進むぬ(´・ω・`)

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旧参道と旧中の橋(´・ω・`)

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奥の院では、まず、お墓巡り(´・ω・`)
まず、石田三成の墓
真田丸では、山本耕史が演じていたな

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三成の近くにあった、明智光秀の墓(´・ω・`)

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光秀の墓は、腹の部分が割れている(´・ω・`)

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光秀の墓の近くで見かけた
苔むしたガーデンといった風情の墓(´・ω・`)
高野山の仏具屋さんの墓らしい

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奥の院へ(´・ω・`)
両側、とにかく墓ばかり
お墓参りな気分だぬ

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大名の墓だけでなく、企業の墓もかなり多い
右がパナソニック、左がクボタ

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真田伯爵家つまり
長男信之のほうの真田家累代の墓(´・ω・`)

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一番、風情、情緒が感じられる
結城秀康の墓(´・ω・`)

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秀吉の墓(´・ω・`)
かなり広いし、仕切りがされてる

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最後は、信長の墓(´・ω・`)

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秀吉に比べると小さい(´・ω・`)
なぜか筒井順慶の墓がそばにある

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信長の墓を見たら、いよいよ奥の院(´・ω・`)
しかし、この、奥の院の橋の奥から撮影禁止
右に撮影禁止の看板がある
奥の院では、空海が眠っているという地下霊場をお参りしたぬ
地下霊場は、奥の院の燈篭堂の裏側で、さらに御廟の奥側にあり、
意外とわかりにくい、知らないと素通りされる処にある
自分がいったときが、最初の参拝者だっらしく、
清掃していた御僧侶が地下への扉をあけてくれたぬ
15分ほどいたが、誰も来ず、ずっと一人だった
中は、名前が刻まれた数千体の仏様と
弘法大師(空海)の遺影が安置されている
数千体の仏様には、たぶん檀家とか、供養した人の名前が刻まれている
ここに名前を刻むには、いくら包んでいるんだろうかと思った

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さて、奥の院参拝を済ませ、撮影禁止エリアから戻る(´・ω・`)
このお地蔵様のピラミッドは、無縁塚

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奥の院近くの、このあたりのお墓は紅葉していた(´・ω・`)

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墓地の紅葉も風情があるぬ(´・ω・`)

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英霊殿近くの紅葉は真っ赤で見頃であった(´・ω・`)

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新参道を歩き、中の橋駐車場へ戻るぬ
日産の墓(´・ω・`)
期間工のモニュメントがある

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ヤクルトの墓(´・ω・`)
右にヤクルトのお馴染みのパッケージ

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UCC上島珈琲の墓(´・ω・`)
コーヒーカップのモニュメント
隣がかの国の墓で、(´・ω・)カワイソス

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ひと際目立つ、ロケットの墓(´・ω・`)

奥の院はこれくらいで

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金剛峯寺まで車で戻り
胡麻豆腐の店、濱田屋に寄ったぬ
名無しさんのお勧め(´・ω・`)

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和三盆がかかった胡麻豆腐
店内で食べられる
ほどよい甘さで(゚∀゚)ウマウマ
300円

高野山はこれくらいで

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関空方面へ戻るぬ(´・ω・`)
国道480号を和歌山方面へ向かい
かつらぎ西インターから、無料区間の京奈和道を走る

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京奈和道は、岩出根来インターで降りる(´・ω・`)

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県道で、一路、関西空港へ(´・ω・`)

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泉佐野のGSで満タンにしたあと
関空連絡橋へ(´・ω・`)
通行料720円

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12時半、関空のレンタカー営業で返却(´・ω・`)
走行距離は1145キロだった
ガソリンは給油4回
計80リッター、9800円

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もう、13時、空港のレストランで
何か適当に食べよう(´・ω・`)
ここにするか

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ランチピザパスタセット、1100円
ご馳走様ですた

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春秋空港カウンターでチェックイン(´・ω・`)

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搭乗ロビー(´・ω・`)
14時半発、成田行き

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通路側の席ですた(´・ω・`)
結構空きがあった

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16時成田空港到着(´・ω・`)
さて、帰るか

今回の費用は、
飛行機 4千円
ホテル・宿坊  3.5万円
レンタカー 2.4万円
ガソリン  1万円
高速・有料 1.4万円
食事・他  3.2万円

合計 12万円
ですた(´・ω・`)

(終わり)